いだいら観音の里の「小さな里の大切な秋祭り」

いだいら

2021年09月19日 07:43

10月12日(土)~13日(日)、いだいら観音の里の秋まつりである林森神社の御祭りが開催されます。


昔は、里中に屋台を引き回しては、御囃子を披露していたのですが、


4.年前から屋台の引き回しは、止めております。子供が少なくなったのと、屋台を引き回す大人の数が足りなくなったからです。
現在は、伊平基幹集落センターの前に1台屋台を置いて、その場所で御囃子を披露しております。


赤トンボが飛び交うその下では、早場米の稲が頭を垂れ、野作物は収穫の時期を迎えております。夜の帷(とばり)が降り、暫くすると、集落センターから、心誘う太鼓や笛の音が聞こえてまいります。


毎年の事なのですが、今年は、帷を開ける様な勢いを感じられません。練習をする子供たちが少なくなり、祭りを行う若連の人達も減ってしまっているからです。
体全体から発したと思えるような奇声を出して喜んでいた童(わらべ)の姿が浮かんでまいりました。


「今年もまたそんな姿を見たいな!」と一人思いに耽っております。

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