5月5日の立夏も過ぎ、晴れた日には、うっすら汗ばむ陽気になってまいりました。いだいら観音の里、西の谷の田圃では、田植えを済ませ、水がはられた田圃では、まるで鏡のように周りの景色を映し出しており、のどかな初夏の風情をつくっております。
心地よい風に微かに草木がそよぎ、一斉に鳴くカエルの声がそれらの音(ね)を掻き消しております。
田圃に沿うように流れ、6月の初旬になると蛍の乱舞が観られる小川では、時折、小さな子供達が、メダカくらいな小魚を釣り上げては、小躍りして喜んでいる微笑ましい姿を見ることができます。