いだいら観音の里で「バードウォッチング」

気温が上がり、日によっては、汗ばむ様にもなってまいりました。春の陽気に誘われて、今日は、双眼鏡を肩に掛け、バードウォッチングへと出向きました。
最初に私が必ず探すのは、カワセミです。里の中央を流れる伊平川、浜松から国道257号線を北に車を走らせると道が急角度で大きく曲がり、そのカーブを曲がり切ると、いだいら観音の里の街並みや、川の岸に十数本の桜並木が突然見え始める辺りにあるカワセミの巣の場所から始めます。今日も見つけることができました。
いだいら観音の里で「バードウォッチング」


一瞬の内に通り過ぎますので、息をひそめて近くまで近づき、双眼鏡で眺めます。水中の獲物を探しているのか忙しく左右に顔を動かしております。もっと近づいて様子を観ようとすると、さっと飛び去ってしまいました。カワセミが飛び去った跡には、清涼感が残ります。
その場所より伊平川を紫陽花通りの道筋に従って下流にまいりますとセグロセキレイが水と戯れております。
いだいら観音の里で「バードウォッチング」


まだ冷たさが残る流れにあって、これから蠢(うごめ)く獲物の時期を待ち切れず、そわそわとしております。
伊平川を離れ、小川のせせらぎを肌に感じ、蛍の清水通りを西に進むと、スズメが、まだ水が引かれていない田圃より一斉に飛び立ちました。その集団とは、距離を置いて一匹飛び去る野鳥がおりました。早速、双眼鏡で覗いてみるとノビタキです。
いだいら観音の里で「バードウォッチング」

いだいら観音の里で「バードウォッチング」


ノビタキは、渡り鳥で
ユーラシア大陸中部、西部で繁殖し、冬期は南方へ渡ります。日本では夏鳥として本州中部以北に渡来し繁殖しますが、本州中部以南では春秋の渡りの時期に見られます。これからの渡りの事に思いを馳せているのでしょうか、遠くを見つめじっとしております。
蛍の清水通りからも離れ、長興寺への参道を長興寺とは逆の方向、勝沢の方向に進みますと木の枝に止まっている橙色をした野鳥の姿が目に留まりました。既に首に吊り下げられていた双眼鏡を、素早く覗くとジョウビタキです。
いだいら観音の里で「バードウォッチング」


ジョウビタキも渡り鳥で飛び立つ時期を迎えております。
ジョウビタキは、チベットから中国東北部、沿海州、バイカル湖周辺で繁殖し、非繁殖期は日本、中国南部、インドシナ半島北部への渡りをおこない越冬をします。日本では冬鳥として全国に渡来します。
私は、いつか優雅に舞う大鷲を観たいと思っております。



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