日本とは、なんて美しい国なのだろう。その国のちょうど、へそのあたりにいだいら観音の里は、位置します。観音の里に桜が咲き、そして今散っています。
約1~2週間ほどの出来事です。細江町の図書館で「琴のしらべ」というCDを借りて聞いてみましたが、琴の音と桜は良く合います。雅でもあり荘厳でもあります。CD「琴のしらべ」の中の♪「さくらさくら」の曲は、桜の満開に始まり、強く激しく演奏するところでは、
風になびいて舞い散る桜を連想させます。
いだいら観音の里の春の色彩は穏やかに変化します。まず山のところどころがピンク色に変わります。山桜です。品種は何か分かりませんが、遠くから見ると、ほのかな明かりにも感じます。整然と植え揃えてあるソメイヨシノもいいですが、山桜もまたいいです。そして山桜の花びらが散り終わると、観音の里は、一斉に新緑の色彩となります。