毎年、里人が心待ちにしている時期が数回あります。最初は、寒い冬から暖かな春をむかえ里の桜の花や、ふじおか公園の桃の花が咲き誇る時期、次が、蒸し暑い季節の中、伊平川堤やふじおか公園にあじさいが咲き、そして里中に蛍が舞い、あじさいの伊平川を吹き抜ける一風の様にさわやかな、しかも蛍の幻想的な美しさを、堪能できる時期です。蛍の舞う里で特に蛍の清水通りの蛍の数は多く、その乱舞の様子に魅了されます。現在は長興寺の辺りから数匹観られ、蛍の清水通りに近づくに従い数が多く観られるようになります。蛍の清水通りでは数十匹の蛍の舞が観られます。
そんな蛍の清水通りの直ぐ側を澄んだ「蛍の清水」が流れております。