1570年~1572年三方が原の戦いの頃、今まで歴史書の数行しか書かれていない戦い、伊平で徳川家康と武田信玄が戦った「仏坂の戦い」の事実は、地元では「ふろんぼ」と言われる戦士者の墓があることで分かりますが、それがどんな規模の戦いであるかはっきりとは分かっておりません。その戦いは、小屋山と称する山城を拠点にして戦ったものと思われます。そして最近の調査で小屋山とは伊平の北側を東西に約2㎞位置する山全体を指すのではと思われるようになりました。私の考えでは、小競り合いというものではなく、この地で、かなり大規模で重要な戦いがあったように思います。