武田信玄率いる軍と徳川家康率いる軍が、戦ったとされる三方原の戦いの前哨戦として仏坂の戦いがあったとされます。三方原の戦いは、大きな戦いであったにもかかわらず
資料が少ないのが現状です。伊平に伝わる仏坂の戦いに関する古文書にも「伊平古記」と「伊平実記」がありまして戦いの年や内容が異なります。また後に伊平の近く、長篠の戦いも在りまして資料の内容が錯綜しております。郷土の天才歴史家であった人が、晩年、私に呟きました。「三方原の戦いは、無かった」と・・・・・
点在する資料を積み重ねて、常識的な考察を繰り返した末、そのような結果になったのではと思われます。参考にしたい一言です。
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