指も凍える寒さではありましたが、雲一つない晴天の中で「観音の里祭り」は、行われました。大勢の来場をいただきましてスタッフ一同御礼を申し上げます。
今年の「観音の里祭り」で注目していただきたいことは、芸術家達の演奏です。
一人は、縄巻修己(なわまきおさみ)さん
世界を舞台に尺八(しゃくはち)を演奏されている方です。
尺八といいますと、虚無僧や民謡などの演奏を思うのですが、ポピュラーやクラシックなどを演奏いたします。何種類かの尺八を操り、その音は、フルートやクラリネットの情感を漂わせます。そしてその優しい響きは、それらを越えていると思われるのです。
縄巻さんは、伊平基幹集落センター前で、演奏されましたが、
演奏されると、その途端(とたん)に、周辺に「幸せミスト」が降り注がれます。
もう一人は、矢部誠太郎(やべせいたろう)さんです。
矢部さんは、本業が医師ですが、オカリナ奏者です。皇族の前でも披露されたことのある矢部さんの演奏は、半端なものではありません。
オカリナの持つ、素朴で原始的な音色は、十一面観音菩薩が、放つ妙音(みょうおん)に近いのです。
十一面観音菩薩が居られる竹馬寺で演奏されました。
今日は里中に、芸術家たちの、演奏の音(ね)が、光となって放たれました。