観音の里だより「この世は無常のことなりき」

時が移り、世の中、大変不況で不幸になって来たと思っている人が増えてまいりました。
しかし、これまでの何が幸せであるかの常識を考えると、何か変だと思われるのです。
人の心の欲望を満たすだけの幸福感で有ったような気がするのです。私が生まれた昭和30年代高度成長の時期の幸せの条件は、一生懸命働いてテレビ、洗濯機、冷蔵庫を手に入れる事でした。それだけあれば、最高の幸せでした。ところが、誰でも高い給料が得ることが
できる時代に入ると、高級車を求め、リゾート地への旅行をすることが幸せの条件になりました。ついには、人の心も金さえあれば手に入れることができると思う様になりました。
つまり、時代によって幸せの常識がどんどん変化して来たのです。我々の先人が「この世は、無常のことなりき」と教えてくれていたのに関わらず、日本経済は、未来永劫繁栄すると思い込んでいた常識も、グローバルな時代、多くの国が富みを得るようになると、一時期の特殊な時期の常識であったことが後から分かるのです。ですから浮世の常識に捕らわれず、真実の生き方をすると、幸福か不幸かは、人の心の持ち方だけで変わると思うのです。
何が真実の生き方なのかは、いだいら観音の里、松山観音堂にある
観音の里だより「この世は無常のことなりき」


聖観音菩薩様は、
観音の里だより「この世は無常のことなりき」


こう教えてくれております。
観音の里だより「この世は無常のことなりき」



松山の風にうきよの塵もなし きよき音こそ観自在なれ」 です。

時が過ぎ、人の心がどんなに移りゆくとて、ここ松山では、いつも、どんな状況でも、変わらぬ清き心になるよう観音様が見守っている。

ということです。

いつも、どんな状況でも変わらぬ清き心を持っている人は、必ず誰かが観ていてくれて、助けてくれるということです。



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