観音の里だより「いだいら観音の里のセキュリティ」

観音の里の人達は、隣の人の顔を見たこともないという都会の事情と違い、誰が何をしているのか、直ぐに分かります。人の様子をよく観ているからです。これを煩わしいと思い住みにくいと思ったことがありましたが、子供が幼稚園、小学校と大きくなるに従い、ありがたいことであると思う様になりました。子供が、悪いことをしていないか、また危険な行為をしていないか、良く観ていてくださり、そうであるならば、大声で叱っていただけるのです。また誰か変な人に連れ去られない様見守っていただきました。
ところが、最近、親の事情が変わってまいりました。「自分の子供だけは、そんな悪いことしない」と思い込み、子供可愛さのあまり、叱られて可愛そうだと思う様になりました。
その結果、叱る方も見て見ぬふりをする様になりました。古くから伝わるセキュリティも色あせてきたのです。(私は、今でも大声で叱っておりますが・・・)
しかし、今も強力なセキュリティが働いております。観音の里の人達の目には、誰がどんな人なのか、正確に見分けることができます。
欲が少ないからです。自然の中で慎ましく、幸せに生きたいと願う人が多いからです。
観音の里だより「いだいら観音の里のセキュリティ」






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