いだいら 観音の里の北側に在る山を小屋山と言います。その小屋とは、仏教により、人々が伸び伸びと、安穏(あんのん)に過ごせる場所と言う意味です。そこには、恐怖も不安も無く、安らかさに満ちます。
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何故、安らかになるのかという事ですが、いだいら 観音の里の5体の観音様は、仏教で教える処の、涅槃(ねはん)への道筋を説いております。
長香寺と
松山観音堂には、
二人の聖観音菩薩像が、在ります。窮地に追い込まれた時、「南無(なむ) 観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)」と唱え念ずれば、誰でも、助けていただけると「法華経」は説いております。
滝清水 清水寺の「千手観音菩薩」は、利他行をし、意(こころ)を浄化させることで、仏の功徳(くどく)が授けられる。とされます。
「いだいら観音の里」松山観音堂に居られます馬頭観音菩薩像の微笑は、意(こころ)を空しく生きた人の清らかにして満ちたりた心境を現しております。
仏坂 十一面観音菩薩像は、意(こころ)を浄化した人々の共に助け合う浄土の世界を現しております。
空虚(くうきょ)にして、信じがたく、しかも難解(なんげ)であるので、涅槃に入ることは難しいのですが、教えに従えば、神通力を得ることができ、安らかなる故、天寿(てんじゅ)を全うすることができるとされます。ただ観音菩薩に手を合せ、南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)と唱えれば、仏道へ一歩踏み出したことになります。
「物や地位や名誉、財を得たいと思う意(こころ)、そんな願いは、空しいことだ。仏の教えに従えば、果報(かほう)は、いずれ訪れる。」と「法華経」は、説いております。
そして、「物や地位や名誉、財を得たいと、強く欲望を起こすようなことがあれば、その人は、いずれ、地獄、餓鬼、鬼畜生(きちくしょう)、生老病死(しょうろうびょうし)の世界へ堕ちる。」とも説いております。